既に作図されている連続線(端点同士が接続された線分・円弧・楕円弧の連続)を選択し、それに対して複線を作図する外部変形アプリケーション・プログラムです。複線作図を指定回数連続で行う事が出来ます。
複数の連続線は選択出来ません。複数ある場合、そのうちのどれかを確定するために検索開始点の指定があります。連続線の開始点を指示して下さい。次に、上方向となる方向指示点を指示して下さい。連続線の開始データに対して上か下かの指定です。閉図形の場合にはどちらか分かり難くなるため、どちらの場合でも上・下を確定出来る点を指示して下さい。
設定画面にて、間隔値(指定した基準線からの距離;0値は基準線、+値は基準線の上方向、−値は基準線の下方向)、間隔値が実寸か図寸か(図寸の場合にチェック)、線色、線種、線幅、を指示します。最初に必ず1度は実行して下さい。
通過点指示の場合、間隔値は最初に検索した線分・円弧と通過点の距離が算出され作図が行われますので、設定画面の間隔値・図寸チェックは参照しません。
設定と選択した図形状態によって作図が乱れる場合がありますので注意して下さい。
現在のレイヤグループ(書込みレイヤグループ)、現在のレイヤ(書込みレイヤ)で作図されます。
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。 |
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストして頂いた場合、それらは作図されなくなります。 |
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p197_連続複線.bat」実行
[指定〜作図]をクリック(又は作図画面で(L)クリック、又は(1)キー)を行う場合:
既に作図されている連続線図形を選択し、作図を行います。
[通過点作図]をクリック(又は作図画面で(R)クリック、又は(2)キー)を行う場合:
通過点を指示する事により、既に作図されている連続線図形を選択し、作図を行います。
[設定]をクリック(又は作図画面で(3)キー)を行う場合:
作図する線の設定画面が表示されます。
間隔値は実寸mm値での指定です。図寸mm値の場合には
右側の「□図寸」チェックを入れます。
作図する複線の線色・線種・線幅を指示します。
1)[指定〜作図]をクリックします。
2)検索開始点を指示します。
3)開始線の上方向を示す点を指示します。
4)連続複線を行う図形を範囲選択します。
連続線の場合は開始点から右クリックで選択する事が出来ます。
5)[選択確定]をクリックして下さい。
6)作図完了です。
設定と選択した図形状態によって作図が乱れる場合がありますので注意して下さい。 |