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p137_丸め付マルチライン2

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FileSize: 237KB
コーナーに丸め(フィレット、R)を施した複数の平行線(最大同時10本まで)を作図する外部変形アプリケーション・プログラム「p136_丸め付マルチライン」の拡張版です。作図方向によってR値を変更したい場合に対応するバージョン2です。オフセット(Jw_cadでは「複線」)ではありません。設定内容は40セットまで行う事が出来ます。設定内容は、フォルダ・ファイル選択画面はなく、入力した内容がそのまま保存・呼び出しされます。(※キャンセル、右上[×]ボタンを押した場合は保存されませんので御注意下さい。)
 
設定画面にて、間隔値(指定した基準線からの距離;0値は基準線、+値は基準線の上方向、−値は基準線の下方向)、丸めR(コーナーを丸める円弧の半径;0値は丸め無し、−値は入力出来ません)、逆方向R(丸めRの作図方向と逆になる場合のR値)、間隔値・丸めRが実寸か図寸か(図寸の場合にチェック)、線色、線種、線幅、を指示します。最初に必ず1度は実行して下さい。
 
設定と複数点間の指定によって作図が乱れる場合がありますので注意して下さい。同じ間隔値の項目を複数指定すると重複線になってしまいますので注意して下さい。(※面取付マルチラインと同じ長さチェックロジックが入っていますが本外部変形はR付きマルチラインであるため厳密な長さチェックではありません)
 
現在のレイヤグループ(書込みレイヤグループ)、現在のレイヤ(書込みレイヤ)で作図されます。
 
※ジグザグ線のマルチラインを作図した場合、「p136_丸め付マルチライン」の場合、バランスが悪くなる場合がありますが、コーナーの作図方向が逆になる場合のR値を指定し、その値で作図する事によってバランスを保持出来るように、という事を意図しています。オフセット(複線)ではありませんので特殊な処理を施しています。意図しない作図結果になる可能性もありますので扱いには注意して下さい。扱いにくいと判断された場合は使用しないで下さい。
 
 
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストして頂いた場合、それらは作図されなくなります。
 
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p137_丸め付マルチライン2.bat」実行

[2点指定]をクリック(又は作図画面で(L)クリック、又は(1)キー)を行う場合:
始点を指定し、終点を指定すると、その2点間の線を作図します。
 
[複数点指定]をクリック(又は作図画面で(R)クリック、又は(2)キー)を行う場合:
第1点を指定、第2点を指定、・・・
[点指示終了]をクリックすると、その点間の線を作図します。
 
[設定]をクリック(又は(3)キー)を行う場合:
作図する線の設定画面が表示されます。

   項目は10項目あります。
   最初のチェックを入れると、その線を作図しますので
   最大10本まで同時作図出来ます。
   間隔値「0」を指定すると、指定した点間を結ぶ線(基準線)を
   作図します。
   丸めR・逆方向R「0」を指定すると、丸め無しとなります。
   間隔値・丸めR・逆方向Rは実寸mm値での指定です。
   図寸mm値の場合には次のチェックを入れます。
   各線は別々の線色・線種・線幅にして作図する事が出来ます。
 
[逆R再作図]をクリック(又は(4)キー)を行う場合:
   直前に作図した複数点指定によるマルチラインの
   丸めR・逆方向Rの値が逆になってしまった、
   という場合に利用します。
   一旦、「戻る」を行って、直前に作図したマルチラインを
   削除する必要があります。再度、本外部変形を実行してから
   この項目を実行して下さい。
   丸めRと逆方向Rの値を逆にして再作図を行います。
   指定した点座標を保存し利用していますので
   再度の点指定を行う必要なく作図する事が出来ます。
 
二重線の例



 
三重線の例



 
 
Rが意図した状態と逆になった場合

  「戻る」を2回行います。
  (1回では直前作図したものが消えませんので)

  外部変形を再度実行します。

  「p137_丸め付マルチライン2.bat」実行し、
  「4)逆R再作図」を指示します。

  作図されました。