範囲選択、又は、全選択をした要素データのうち、線・円・円弧楕円・点・点マーカ・寸法図形(の中の線)・線形ソリッド・円周ソリッドのうちの対象図形指定を行ったデータを対象とし、各線色の線幅を変更する外部変形アプリケーションです。
通常線色の場合はメニュー[設定]→[基本設定]の[色・画面]での線幅設定を行う事によって線幅を指定する事が出来ますが、この外部変形で行うのはこの設定ではなく、1/100mm単位指定時に行えるようになる要素データ毎の線幅値の設定・変更処理を行うためのものです。
(※寸法図形データの中の線データの線幅は、変更を行っても見た目は変わりません。寸法図形解除を行うと指定した線幅が有効状態となるようですが、これは Jw_cadの仕様のようです)
「p101_SXF線色の線幅変更」とは異なり、通常線色で作図しているものも変更対象としています。
標準幅の要素データ(個別に線幅指示をしていない要素データ)には、その線色の線幅値に変更されてしまいますので御注意下さい(※Jw_cad での外部変形仕様のため)。変更されて欲しくない場合は、範囲選択させないようにして下さい。
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。また、選択した要素データの曲線属性・寸法グループ化は解除されますので御注意下さい。 |
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストして頂いた場合、それらは作図されなくなります。 |
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p113_線色の線幅変更.bat」実行
実行サンプルは、Jw_cad 標準の「Aマンション平面例.jww」を利用しています。
[範囲選択]又は[全選択]を指定
以下、[範囲選択]を指定した場合
([全選択]の場合は、すぐ「外部変形の画面表示」へ移行)
範囲始点を指示
範囲終点を指示
[選択確定]をクリック
外部変形の画面表示
対象図形のうち「線」「全円」「円弧楕円」にチェック
「線色1」の欄に「100」(1mm)
「線色2」の欄に「200」(2mm)
その他を「0」(標準線幅)としてみます。
※線幅値に「-1」を指定すると、変更処理を行わない、という事になります。(無入力状態、他の負の値は「-1」と処理されて同様となります)
完了
(メニュー[設定]→[基本設定]の[色・画面]での
「□線幅を表示倍率に比例して描画(□印刷時に)」の
双方にチェック・オン)
|